2011年09月25日

お節介と親切の境界線

最近の悩み。

人の親切が、もったいない方向に向かうことがある。

自分も含めて、
少し無理をして、叶えてあげようとすると、
逆効果だったりする。

誰かのためにと思って動いたことなのに、
でもそこには、少しのスパイスがあるのかもしれないとも思うのです。

それは、自己満足。
例えば、驚かせたいという、サプライズな感情。
プレゼントを選ぶときに、

驚かせたくて、少し高価なものをと考える。
でも、じゃまくさかったり、サプライズにしたいために、
そのプレゼントがダブらないか、確認しないで準備する。

そんなときに限って、本人が買っていたり、
他の人が同時にプレゼントしたり。
お金も時間も思いもかけた分、
凹む気持ちも大きくなる。
「もう、サプライズなんてするもんか~」

でも、それって
重ならないように、聞き込みしたり、
さりげなく調べるのを邪魔くさがって怠った結果だったり、
サプライズにしたい自己満足だったりする。

私自身、サプライズ大好きなので、
その上、邪魔くさがりで、買っていたらショックだし、
確かめずにあげたり、何かをしたりする方だったからよくわかる。

でも、最近は、さすがに重ならないように、宣言してプレゼントしたりもするようになった。

そして、
もし、重ならないかリサーチしないなら、
重なる覚悟はしておくべきだと思う。
同じものをもらったら、一つは、誰かにあげてもらって、
もう一人喜ぶ人が出来るとか。

そのくらいの前向きな気持ちでしたプレゼントなら、
きっと、重なっていても、笑い飛ばせるし、
それが高価なものでも、凹まないですむと思う。

そこで、凹まれたら、プレゼントされた方も、
せっかくの思いなのに、しんどくなってしまう。
嘘をつかせてしまうことになることもある。
実は持っているのに「ありがとう」という優しさ。
「実は持ってる」といってしまう、ざっくばらんな仲。
どちらも捨てがたい友情だと思う。

誰かと一緒にするプレゼントならなおさら。
自分がサプライズにこだわり、調べないであげてしまったら、
一緒にプレゼントした人も巻き込んでしまう。

こんな日記を書いたのは、実は、身近で実際に起こったことだから。
実は、ちょっと高価なものを3人で出し合ってのプレゼント。
渡すのを頼まれた私。

預かったものの、大きさからまさかと思い、
中身をおそるおそる電話して聞いてみたら、見事的中★
なぜ?というほど、いやな予感て当たるものです。

言わずに渡すか、迷った結果、伝えました。
今回言ったのは、いつになく高価なものをサプライズであげて
喜んでもらおうという気持ちが大きいことを知っていたから。

そして、次の日。
一晩悩んだ本人から、電話がありました。
今回は、私も、プレゼントを考えた本人も、
プラスアルファのプレゼントだとどこかで気付いていたので、
その商品は返品することになりました。

電話をくれたこと、互いに、今回の件で成長できたかなと、
プレゼントは出来なかったけど、
またの機会、今後、同じことがないように、
考えるいい機会になったと、誇らしく思いました。
その本人との絆も、深まったと思うし、今までより、
言いにくいこともいいあえそうです。

さあ、最近、そんな課題がいくつも重なって押し寄せてきているので、
しんどいけど、
乗り越えるべき課題と思うので、
一つ一つ、焦らず、無理せず、向き合おうと思います。






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Posted by 藍野 樹 at 09:31│Comments(0)日々の中で思う
 
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